世の中不思議なもので、
人として大きな差はないにも関わらず、
モテる人とモテない人がいたりするものです。
そして、モテる人は何もしていないのにモテて、
モテない人は必死に口説こうと頑張っているのに
なかなかモテるようにならなかったりします。
モテる人、色々な女の子と遊んでいる人は、
たいてい「そのうち女に相手にされなくなる」とか
言われるんですよね。
だけど現実は、あいも変わらずモテ続けることがほとんどです。
逆にモテない人の場合は、
「今に素敵な人が現れるよ」なんて励まされたりします。
だけど現実は、なかなか素敵な人って現れないものです。
なぜモテる人はまずまずモテて、
モテない人はモテないままなのか?
そこには色々と要因があるわけですが、
その中に一つ大きな要因があります。
それは、「欲しがらない」という点です。
モテる人というのは、基本的に女性にそこまで不足していません。
いくらでも女性は見つかると思っているわけですね。
だから、自分から女性を欲しがるようなことはしません。
一方、モテない男性の場合は、
なかなか女性との縁がないものですから、
目の前に素敵な女性が現れるとどうしても欲しがってしまいます。
必死に口説いて何とかゲットしようとしてしまうわけです。
欲しがる者と欲しがらない者。
そこには余裕の差という大きな壁があるのです。
欲しがる男性と欲しがらない男性、
女性の目から見てどちらの方が男としての余裕を感じるかというと、
圧倒的に欲しがらない方の男性です。
その余裕が、女性を引き寄せる魅力に繋がるのです。
そもそも欲しがる者と欲しがられる者。
その価値関係に大きな差が生まれます。
人間は、欲しがる人を価値の低いものと考え、
欲しがられる方が価値が高いと感じる生き物です。
男性があまりにも欲しがってしまうと、
男性の価値が低くなりすぎてしまって、
女性にとって魅力的な存在とは感じられれなくなってしまうのです。
もちろんこれは、人としての価値という意味ではなく、
恋愛としての立ち位置での意味です。
どんなにお金があっても、どんなにイケメンであっても、
女性のお尻を必死においかけるような欲しがる姿勢を見せてしまうと、
女性はその男性に魅力を感じなくなってしまいます。
モテる男性というのは、女性を欲しがったりしません。
少なくともそれを露骨に見せるようなことはしないものです。
なぜなら、その女性を欲しがらなくても、
他にいくらでも女性はいると思っているから。
事実、他にもいくらでも女性をゲットすることができるからです。
だから欲しがりません。
そして、そこに余裕が生まれるんですね。
そうすると、今度は女性の方がその男性を追いかけ始めるんです。
女性にとっては、その男性が価値の高い男性に思えるから。
恋愛は駆け引きとよく言われますよね。
押すだけではなく、時には引くことも大事だと。
その引くに当たるのが、「欲しがらない」と言えるわけです。
年がら年中男性の方からデートに行こうとアタックしたり、
デートの時はいつも一日中空けておいたり、
いつデートの約束をしても予定が空いていたりすると、
その男性の価値を感じられなかったりします。
ですから、時には忙しいフリをしてみたり、
時にはデートの時に「この後ちょっと予定があるから」と言って
早めに切り上げてみたり、
他に女の影をちらつかせてみたり、
そういう小技も時には必要だと思います。
もちろん、その小技の使い方も時と場所、状況を考えて
使わないといけないですけどね。
やっぱり女の子が一日たっぷりと遊ぼうと思っている時に
早めに切り上げられてしまうとガッカリしてしまいますから。
恋愛とは相手ありきです。
その辺の状況を見極めることも大切ですからね。